宮崎で震度5弱

防災の話題

2024年1月13日午後9時19分ごろ、宮崎県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。

震源地は日向灘で、震源の深さは約36キロメートルとされており、地震の規模は当初マグニチュード6.6でした。

気象庁の発表では、今回の地震は南海トラフの想定震源域内でのプレートのずれが原因とされています。14日の早朝に開かれた記者会見で、国際的な地震の規模を示すマグニチュードは6.6であり、通常時以上の警戒が求められる7を超えなかったと説明されました。

また、想定震源域では、巨大地震が発生する可能性が常にあることが強調されました。気象庁は、「調査終了後も安心せず、引き続き地震への備えを怠らないように」と呼びかけています。

この地震を受けて気象庁は、高知県と宮崎県に津波注意報を発令しました。午後10時30分時点で、宮崎県の宮崎港と日南市では20センチ、また高知県の室戸市と土佐清水市では10センチの津波が観測されましたが、注意報は午後11時50分に解除されました。

今回の地震では宮崎県で落石による通行止めや、水道管の損傷が報告されています。また宮崎市では、女性1人が軽傷となっています。

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