小中学生の子供2人がいる4人家族を想定して、家庭内で作る災害対応マニュアルを作る手順を考えてみました。
中学生と小学生のお子さんであれば、ある程度は自分で判断して行動できる部分が増える一方、状況によっては離れた場所で被災する可能性もあります。
事前の備蓄・準備(我が家の安全基地づくり)
まずは家庭内でできる準備からです。
最低3日分(できれば1週間分)の備蓄品を確保する
- 食事はストレスで食欲がなくてもカロリーがとれるものを準備します。
- 水は1人1日3リットルを目安に、4人×3日分で計36リットル以上を準備。
- 子どもたちの成長に合わせたサイズの下着や、常備薬、アレルギー対応食なども含めて確認する。
トイレ対策を最優先で準備する
- 断水時に最も困るのはトイレです。凝固剤を使った「携帯トイレ」を家族4人×最低数日分(30〜50回分以上)は必ず備蓄箱に入れる。
家具の固定と「安全ゾーン」の確認
- 子ども部屋やリビングの家具(本棚やタンスなど)が地震で倒れてこないよう固定する。万が一倒れてしまっても、ドアの開閉と避難経路をふさがない配置を検討してください。
- 家の中で「地震で揺れたときに一番安全な場所(頭を守れる机の下など)」を全員で共有しておく。ただし、無理に立って移動しようとすると転倒することもあるので慎重に考えてください。
災害発生時の連絡・集合ルール(離れて被災したとき)
災害発生時に仕事や学校などで、家族がバラバラになってしまった時の対応を決めておきましょう。
「1年生でもわかる」安否確認の手段を決める
- NTTの「災害伝言ダイヤル(171)」の使い方を、親だけでなく子どもたちも実際に音声を聴くなどして練習しておく。平時でも無料で何回でも利用できますから、定期的に練習しておくとよいでしょう。
- スマホが使えない場合に備え、家族の連絡先を書いた「緊急連絡カード」を子どもたちの名札ケースやランドセル、大人でもお財布の決まったポケットに必ず入れておくことで、本人の意識がなくても家族に連絡してもらえる可能性が高まります。
避難場所と「最初の集合場所」を明確にする
- まずは自治体が指定する地域の「避難所」を確認する。
- 「学校にいるときは学校の指示に従う」「下校途中の場合は一度自宅に戻る、または近くの〇〇公園に集まる」など、時間帯や場所に合わせた具体的な行動ルールを話し合う。
持ち出すべき「非常持ち出し袋」の置き場所を統一する
- 玄関の近くや物置など、「誰でもすぐサッと持ち出せる場所」に家族一人ひとりのリュックを置き、中身(ライト、ホイッスル、タオル、おやつ、水など)を子どもたちにも把握させておく。
まとめ
イザというときに体が動かないと意味がありませんから、出金通学前や夕飯の時などに「もし今日地震が起きたらどこに集まる?」とクイズ感覚で話し合ってみることが大切です。

