自分の住んでいる地域が地震に強いのか弱いのかを知っておきましょう。
地震に強い土地と弱い土地
同じ震度に遭遇したのに、地域によって土地や建物の受ける被害の度合いが違うのを、テレビなどの報道で観たことがあるでしょう。その原因はの違うです。自分の住んでいる地域は地震に強いのか弱いのかをあらかじめ知っておきましょう。
地震に強い地盤と弱い地盤
建物が行く丈夫でも地盤が弱ければ建物が傾いたり倒壊する危険性が高まります。
- 地震に強い地盤
- 地震に弱い地盤
・地震に強い地盤
火山地、火山性丘陵など、火山から噴き出した岩や溶岩などでできた土地は地盤が固く震源地からの振動を増幅しにくいので、道路や建物被害が少ない傾向にあります。
・地震に弱い地盤
ローム台地、扇状地などは、粘土や砂、小石が堆積した地盤です。同じ地域でも地盤の厚さが違うと被害の程度も異なります。地盤がゆるいことで、小さな揺れも大きく増幅されてしまいます。
揺れによる液状化現象で、道路はひび割れ建物の倒壊が発生しやすくなります。
地域別地盤の固さを調べる方法
それでは、自分の住んでいる地域の地盤の強さと地震に対する影響を調べてみましょう。
朝日新聞DIGITALでは、防災科学技術研究所「地震ハザードステーション」のデータを基に、地域を細かく指定して地盤の状態を調べることができます。
まとめ
建物の被害が少ない場所と地盤が壊れ建物が倒壊する場所がある理由を簡単に説明しました。ボーリング調査で地下の状態は詳しく調べられていますが、地震の種類によっては被害状況が変わることも予想されます。
今わかっている範囲で建物の補強や移転も視野に入れ、防災に努めましょう。