被災中は水が貴重ですから、手洗い・食器洗い用のペットボトルを作っておきましょう。
洗い物専用のペットボトル
飲料水とは別に洗い物専用のペットボトルを準備しておけば、水の在庫管理が楽になります。
ペットボトルの大きさ
片手でペットボトルを持つので、持ちやすいサイズのペットボトルを選びましょう。大きいものほど持つのに力がいりますから、お年寄りや子どもが使うのなら500mlのペットボトルが便利です。
二人で使うのなら、一人が2リットルのペットボトルを持ち、もう一人が洗い物をする方法もあります。
キャップに穴を開ける
ペットボトルが決まったら、キャップに穴を開けていきます。今回は7か所に開けてみました。
千枚通しなどの、先がとがった道具を使います。今回はたこ焼きをひっくり返す道具で穴を開けてみました。
途中にテープを巻きつけておけばそこで止まるので、穴の大きさが均等になり、誤って深く差し込みすぎることも防げます。
キャップは柔らかいのであまり力はいりませんが、キャップを押さえるほうの手はケガ防止のために手袋をすれば安全です。
道具が滑る危険があるので、道具を持つ方の手は素手で行ってください。
結果は・・・
ちゃんと水が出てきました。穴の直径は約1.5ミリで、石鹸のついた手を洗うのに必要な水は両手で150ccほどでした。
まとめ
普段の生活では何気なく使っている水道水ですが、停電になると水はストップしてしまいます。
飲料水と違って保存期間はあまり気にしなくてもいいですが、明るい場所で長期間保存するとカビが繁殖しますから、必ず冷暗所で保存してください。