2本のロープをつなぐ(1)

ロープワーク

2本のロープをつなぐシリーズ第1弾。

ロープをつなぐ基本編

日常生活や地域の行事などでも必要になる、2本のロープを簡単につなぎたいときのロープワークを紹介します。

蝶結び(はな結び)

1.右側のロープを上にのせ、少し長めにとる。

2.そのまま1回転

3.右側のロープを曲げておき

4.左側のロープを上から包み込み赤矢印の方向に引っ張り出す

5.ほとんど完成したようなもの

6.ロープを引っ張って形を整えれば完成

上の写真のように横一列に並ぶのが正しい蝶結びですが、4.で下から包んでしまうと・・・

このように90度傾いてしまいますし、結びの強度も低くなってしまいます。

本結び・外科結び

本や新聞紙を結ぶときなどにも使えるロープワークです。
1.右のロープを上に乗せます。少し長めにとっておきます。

2.右のロープを巻き付けます。1回なら本結び、2回なら外科結びになります。

3.両方の端を折り返して

4.左の端を上から右に巻きつけ、しっかりと絞めれば完成です。

ロープの素材によっては、強く引っ張ると結び目が滑ってほどけてしまうことがあります。滑りやすいようであれば、次の8の字結びで末端処理をします。

8の字結び

ロープの終端にコブを作ることで、結び目がスッポ抜けるのを防ぐことがでます。
1.ロープをU字に曲げ・・・

2.下から通します。

3.上に乗せて折り返し・・・

4.下から穴に通します。

5.結び目の両端に作っておけば、スッポ抜けることがありません。

まとめ

日常生活でも使う機会の多い、2本のロープをつなぐ基本的なロープワークを紹介しました。実際に使うときに思い出していただければ、自然と結べるようになっているはずです。

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