災害によって避難所などに移動し家を空ける間、留守宅の空き巣対策として防犯カメラを検討されるのは非常に有効な手段です。
防犯カメラの種類と設置場所

短期間の設置や、賃貸・持ち家問わず導入しやすい点から、室内に設置する「ネットワークカメラ(見守りカメラ・IPカメラ)」を選ぶのが一般的で現実的です。どのようなカメラが適しているか、おすすめの機能や置き場所をまとめました。
災害時の留守宅に向いているカメラの選び方
スマホ連動・通知機能(動体検知・音声検知)
部屋に動きや音があった際、スマホへ即座に通知が届くものを選びましょう。避難所にいながら自宅の異変に気づくことができます。
首振り機能(パン・チルト機能)
スマホの操作でカメラの向きを上下左右に変えられるタイプです。1台でも部屋全体を見渡せるため、死角を大幅に減らせます。
暗視機能(赤外線撮影)
空き巣は夜間やカーテンを閉めた暗い室内でも侵入してきます。暗闇でもはっきりと映る赤外線暗視モード付きが必須です。
双方向通話機能
マイクとスピーカーが内蔵されており、スマホ越しに声を出せるもの。万が一、遠隔で侵入者を発見した際に警告を発したり、警察へ音声で伝えることができます。
電源・配線の手軽さ
基本はコンセント給電ですが、Wi-Fi環境があれば工事不要で置くだけで使えるモデルがほとんどです。停電リスクに備える場合は、充電式(バッテリー内蔵)や、モバイルバッテリー給電に対応したモデルも便利です。
推奨されるカメラの置き場所
室内の空き巣は、主に「窓から侵入してリビングなどの居室を荒らす」ケースが多い傾向にあります。そのため、以下の場所への設置が効果的です。
リビング・主要な生活空間全体を見渡せる場所
侵入経路になりやすい大きな窓(掃き出し窓など)や、家の中央を斜めに見渡せる高い位置に置きます。
カメラが2つついていたり首振り機能付きのカメラをテレビ台や本棚の上などに置くと、リビング全体をカバーしやすくなります。
玄関の方向を向く位置(または廊下)
万が一玄関側の鍵を破られて侵入された場合を想定し、玄関のドアが映る位置に配置します。
注意点
窓のすぐ内側にカメラを置くと、外の光を拾って映像が白飛びしたり、夜間に室内の光が窓ガラスに反射して映らなくなったりすることがあります。窓から少し離し、部屋の中を映す角度に設置するのがコツです。
防犯カメラと合わせてやっておきたい対策
災害時は地域全体の目が手薄になり、停電などで街灯が消えることもあります。カメラの効力を高めるために、以下の対策も併せて行うことを強くおすすめします。
窓の防犯強化
ガラス破り対策として、窓に「防犯フィルム」を貼る。補助錠(ウインドウロック)をかけます。
室内の照明やテレビのタイマー活用
完全に真っ暗なままだと留守がバレやすいため、照明をタイマー設定にするか、スマートプラグ等で不規則にON/OFFできるようにしておきます。
SNSへの投稿を控える
旅行などで留守にしている情報が洩れて、空き巣被害に遭うケースもあります。自分が避難していることや「家を空けている」という情報を、リアルタイムで旧TwitterのXなど、SNSに発信しないようにしましょう。
まとめ
室内用の防犯カメラは見守りカメラやペットカメラなどとも呼ばれ、数千円から購入することができます。まずは自宅のWi-Fi環境を確認し、設定が簡単な小型のネットワークカメラを1台導入してみてはどうでしょうか。
