子ども用の非常持ち出し袋は、災害時に子どもが安全で快適な状態を維持するために重要です。
子ども用非常持ち出し袋の注意点と内容
子どもは大人に比べ体力が低いので、内容については慎重に検討する必要があります。
子どもに合わせて慎重に検討しましょう
急いで避難する必要があるので、走ることも想定して両手は必ず自由にしてあげてください。重いものを上にすることで、体感上は軽くすることができます。
非常持ち出し袋は定期的に点検し、期限切れのものや必要なアイテムを更新しましょう。また、子どもの成長に合わせて内容を調整することも重要です。
子どもと一緒に内容を考えることで、日ごろから防災意識を高めてもらうことができます。
リュックの中身一覧
子ども用の非常持ち出し袋(リュックサック)に入れるべきアイテムの一般的なリストです。具体的なニーズや地域の気候や環境によってアレンジしてみてください。
食料と水
非常食
食べ慣れているオヤツ
ミネラルウォーター
アレルギー対応の食品(必要なら)
衣類と寝具
重ね着可能な防寒具
雨具(カッパ)
下着と靴下
保温と避難生活のためのアイテム
ポータブルな防寒用の毛布
ハンドウォーマー
ヘッドランプ(推奨)またはフラッシュライト
医薬品と応急手当用品
応急手当キット
常備薬
保冷剤
保温シート
使い捨て手袋
アレルギー対応の薬
身の回りの必需品
携帯電話
予備のモバイルバッテリー
ハンドソープと消毒用アルコール
紙とペン
名前や保護者の携帯電話、住所などが分かる名札
子どもの娯楽と安心感を与えるもの
お気に入りの絵本、オモチャやぬいぐるみ
ノートと色鉛筆
家族の写真
トランプなどのゲーム
まとめ
大人用の持ち出し袋と同様に、雨の侵入も考え防水対策もしっかり行いましょう。重すぎると避難に支障がでるので、重量を最優先に考えてあげてください。
リュックを担いで実際に避難地点まで行ってみると、重さの目安や避難経路の確認にもなります。